設計・監理の進め方
設計は全て何も無いゼロの状態から始まります。
建て主の要望や敷地周辺の環境など様々な要因を検討しプランに反映していきます。
ですから、ハウスメーカーのように短時間で完成させることは出来ません。
新築住宅の竣工までの目安は、計画から引渡しまで最短でも１年２～３ヶ月程度とお考えください。
以下に流れをご説明します。
①問合せ・ご相談
具体的な計画に取り掛かるまでの面談・相談は無料でお受けしております。
建て主さんの家づくりや暮らしに対する思いをお聞かせ下さい。
私の考えや、今後の流れ等をご説明します。
②プレゼンテーション
数回の打合せを通じて、設計の依頼をご検討頂けるようでしたら、要望や法規等の条件を整理し、
計画案を作成します。
１～２ヶ月ほどお時間をもらい、プレゼンテーションをさせて頂きます。
提案内容に納得頂けましたら、設計監理契約を結び本格的な打合せ（基本設計）に入っていきます。
※契約に至らなかった場合にはプレゼンテーション費として１０～１５万円（規模・難易度による）
をお願いしています。
③基本設計
設計者と建て主がお互いを理解し合い、住まいの方向性を決めていく大事な期間です。
長ければ良いというわけではありませんが、この期間の内容次第で決まってきます。
概ね３～６ヶ月程度とお考え下さい。
④実施設計
基本設計を基に工事に必要となる設計図（意匠図、設備図など）を作成していきます。
間取りなど大きな変更は難しくなります。
そのため基本設計がとても大事になります。
概ね３ヶ月程度（規模・難易度による）とお考えください。
⑤施工会社選定・見積り調整
実施設計図を基に数社に見積りを依頼します。
毎回金額の差がありますので、必要、不要な部分を検討し調整していきます。
工事金額の確定後、施工会社と工事請負契約をしていただきます。
⑥建築確認申請
審査機関に建築確認申請書を提出します。
計画の適法性の確認をします。
※建築確認申請には申請手数料がかかります。
⑦着工・工事監理
規模・難易度によりますが、一般的な木造２階建て（延べ面積３０坪程度）で５ヶ月程度の工期になります。
設計図に従って適正に工事が行われているか現場確認並びに施工会社との打合せを行います。
建て主さんにも現場などで確認して頂きながら細かな仕様等も決定し工事監理を進めます。
⑧竣工・完了検査
竣工後に審査機関による完了検査を行った上で引渡しとなります。
※完了検査には申請手数料がかかります。
